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ロリポップ
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<5話・ストーリー>
ドラゴンの胃はかなり広大である。
雨も降る。
アモン曰く、胃の中は乾いているので定期的に水で全体を掃除しているのではとのこと。
外は雨なので、今日はお互い好きなことをする休みの1日となった。
初めてのまっさらな休日にウキウキになるリサは、時間の許す限り趣味に没頭すると決意する。
だがよく考えたらリサには趣味と言えるものはなかった。
やることが無いのでアモンの所へ行くと、アモンの飴の日の休日の過ごし方を教えてくれるという。
アモンは実はドラゴンの体内に入って来た本をせっせと集めていたのだ。
アモンは1日使ってじっくり本を読む、と言う提案をリサにするのだった。
その提案に乗ったリサは適当に問った本を手に取り、バルコニーで読書をすることに。
問った本は児童書で絵が多い。
自分の考えた理想とは若干異なるが、読み進めていく内に楽しみのを覚えるのであった。
というのもリサは実は幼少のころから剣術の修行に明け暮れており、児童書を読むことなど憚られていたのだった。
読書を楽しみ非常に有意義な時間を過ごしたリサだが、全4巻中3巻までは読み終えたものの、最後の4巻だけ見つからなかった。
続きが読めず絶望するリサに対して、少しでも慰めるべくアモンは以下のような提案をする。
「胃の中にはまだまだ未開の地がある。脱出の糸口を見つける為にいつか行かなきゃいけない。」
「俺たちも本の主人公みたいにさ2人で冒険してみない…?」
終わり。
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<6話・ストーリー>
ドラゴンの体外の話。
ドラゴンが空を通ったことによりこれまで止むことのなかった雨が止み、村が騒然としていた。
そこへリサを探しに来た騎士団のひよっこ・ミゲルとエルフのレイン・バル・シュタインは仲良くなる。
レインはミゲルが探している人は騎士団長のリサ・りんなではないかと問う。
というのも、リサが行方不明だというのはすでに新聞で広まっていたからだ。
ミゲル曰く、これまでリサが陰でやってくれていた仕事を団員たちでやることになって、リサの偉大さが分かったとのこと。
リサの偉大さを感じるミゲル少年であった。
一方リサはドラゴンの胃の中であまりの寒さにより、心肺一時停止を起こしていた。
終わり。
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<感想・分析など>
ドラゴンの体内を冒険するという体で新たなストーリーを勧めたのは良かった。
一方、リサの労働っぷりが現代の中間管理職さながらの雰囲気で描いているのは読者におもねり過ぎの感がある。
更にリサの人柄も、剣術の腕の確かさから来る達人然たる雰囲気と、書類仕事によるオドオドビクビクの不一致人間性が顕著である。
人間に二面性があるとはいえ、ある程度の限度がある。
あからさまな性格のコントラストを見る限り、作者自身がまだキャラクターの深堀を仕切れていない気がする。
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