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「あかね噺」について(第219~223話・ネタバレあり)

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<219話・ストーリー>

お笑いに全振りしているかと思われたアフロが、まさかの人情噺をやると聞いて驚くあかね。
一体どういうものか見ていると、これは正に癖が強いアフロが演ずるため、出てくる演者もみんなアフロになるという驚愕の落語だった。
だがこれに一番驚いているのは他ならぬアフロ自身だった。
本来は泣かせようと思って高座に立っているにもかかわらず、客席は笑いに包まれる。
意図しない笑に困惑し、アフロは自身のかつての若いころを思い出していた。

終わり。

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<220話・ストーリー>

実はアフロは昔からそうだったのだ。
泣かせようと思ってもみんな笑ってしまう。

そんなアフロにかつての志らくは「掛け値なく笑えるってことはそれだけお客さんが心を許している証だろ。落語家としてこれ以上ない才能だ、全生。」
そう言われてからアフロは志ぐまを絶対に許さないと誓ったのだ。
なぜならアフロが憧れた落語は、笑いの落語などではなく、師匠や兄弟子たちが歩んでいる本流の落語だったからだ。
真剣にやってもそのようにはならず、笑いの道へと行ってしまう。
それが歯がゆくて仕方なかったのだ。

だがぜつじょくを誓った日も、急遽終わりが訪れる。
志ぐまが倒れた後喉頭がんになったので声を失うと聞いたからだ。

愛憎相食む関係故、役に乗じて志ぐまに感謝を伝えるアフロ。
だがそれさえも、アフロの「内に秘めた悲劇すら掻き消す程の強烈な『我』!!」に皆が笑ってしまう。

まさにアフロは「喜劇王」だったのだ。

終わり。

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<221話・ストーリー>

アフロが爆笑を撮った後は一生番だった。
かつて先代志ぐまが逝去して以降、一生は現志ぐまと「志ぐま」の名跡を争う。
しかし、心が揺らいでいた一生は現志ぐまに勝負で負ける。
そして「志ぐま」の名跡を一生は継ぐことが出来なくなったのだ。

そんな一生が次は客席に立つ。

終わり。

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<222話・ストーリー>

アフロの後の空気はとてつもないものだった。
何をやってもアフロの空気になってしまう雰囲気さえある。

だが、いざ一生が登場すると会場の空気が一変する。

終わり。

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<223話・ストーリー>

一生の挙措動作一つ一つが丁寧に描かれる。
というのも一生の二つ名は、所作で世界を語る「無舌の一生」。

終わり。

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<感想・分析>

とりあえず一生の凄さを実際に見せる為に相当絵に力を入れていることが分かる。
名に負けない姿を見せようという良い意味での必死感を感じる。
だがあかね噺でありがちな残念ポイントは、圧倒的な演出からの落ちの弱さである。
これはまいけるでも魁星でもあかねでさえも感じた。

この辺りの演出の落ちの弱さを一生の高座で払拭できるかが本作の家格を決めそうである。
いずれにしてもある種の正念場でだろう。


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あかね噺 1

あかね噺 1

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[原作]末永裕樹 [作画]馬上鷹将

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