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「魔男のイチ」について(第85~第86話・ネタバレあり)

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<第85話ストーリー>

フヂミネの魔法により、デスカラスがマジキーパーに襲い掛かって来た。
イチもすっかりフヂミネに魅了されており、フヂミネの抱き枕代わりとなっている。
フヂミネはデスカラスにマジキーパーの生き残りを殺すとともに、「マドカ」と「予言の魔法(ミルサム)」も始末をしようと提案する。
それに乗るデスカラス。

だがそれを止めようとマジキーパー最後の1人が立ちはだかる。
「この魔法にかけられた者はフヂミネを『大事な相手』だと思い込む」。
「お前がしているのは『記憶の征服』だ」
そう看破する。

だが時すでに遅し、フヂミネは最後のマジキーパーに全員を差し向ける。
絶体絶命のその瞬間、誰かの魔法で周りが水浸しになり、更にデスカラスが謎の魔法に口づけをされて正気に戻る。

終わり。

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<第86話ストーリー>

デスカラスを正気にに戻し且つ最後のマジキーパーを助けたのは、最悪の魔女と呼ばれる「トリカプト」だった。

トリカプトを見て嬉しそうな顔をするフヂミネ。
そこへ正気を取り戻したデスカラスが間へ入り、フヂミネに一撃を入れる。
だがフヂミネはかすっただけでダメージを負っていない。

正気を取り戻したデスカラスはフヂミネ側の刺客を次々に抑えて、トリカプトの魔法により拘束させる。
フヂミネは事態を打開すべく、イチにデスカラスと「師弟血判状」を交わしたかを確認する。
「した」と答えるイチに満面の笑みのフヂミネ。
だがそれを見たイチはいきなりフヂミネの首に剣を突き立てる。

イチはフヂミネに言う。
「おい、いくらお前でも…駄目だぞ、フヂミネ」
「『死対死』の円内に入れば狩りの獲物だ」
「今俺を殺そうとしただろ」

終わり。

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<感想・分析など>

これまでボヤっとだが、魔男のイチには何欠けている要素があるのではないかと思っていた。
それが正に分かり易い形で出てきて、埋めてくれたのがフヂミネである。

更にそこから新キャラが登場することで足りない要素の完成形が見えてきた。
これまでのイチのキャラクターは親しみがある代わりに何となく想像の枠を超えてこないキャラクターばかりだった。
だが、フヂミネとトリカプトはこれまでの世界観を大きく超える存在感を放つ。
この2人がイチ自体の世界観をかなり壮大なものにしそうな予感である。

中々面白そうじゃないの。
これ、下手すると今が一番面白いんじゃないの?


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