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「ファミリー・ショー」について(第99~100話・ネタバレあり)

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<99話・ストーリー>

祖母の家に勝ち込みに来た美言父。
一応美言もカメラマンとして同行する。

息子を連れ戻そうという体でエンタメに昇華したい父だが、祖母は土下座をして「頼むからもうこの子には関わらないでやってくれ」と頼み込む。

だが祖母の土下座を見てさらにヒートアップして祖母を罵倒する父は、礼から見るとかつての平穏な父ではなく何かの化け物の様に写っていた。

美言は礼に問いかける。
「…終わってるでしょ?うちの家族。」
「余計な事しかやらない奴が父親で何もやらない奴が母親なの。子どもの事なんか一切考えてない、自分達の事だけ。」
「でも安心して?あたしは礼の味方だから。帰っておいでよ。何があってもあたしが守ってあげる。」
「あいつらを社会的に殺す方法なんかいくらでもあるんだから。」

そう笑顔でいいのける美言の瞳は不気味に輝いていた。
だがそれを見て礼は美言の手を払いのけるのだった。

終わり。

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<100話・ストーリー>

「……帰らない。」
「今はお父さんもお母さんも…お姉ちゃんも誰も信用出来ない。」

そういうと礼は美言や父にカメラを向けて祖母を庇う。
現時点での説得は無駄だと悟った美言は父を連れて引き返すのだった。

それからしばらくして…。

父は相変らず礼を取り戻そうとしていた(そしてその様子を動画に撮ろうとしていた)。
一方母は礼がいないことに絶望している。
美言もまた礼がいなくなったことに何らかのしこりを持つのだった。

一方礼は、祖母から「…本当によかったのか?」と問われても「ちゃんと自分で選んだことだから後悔しないよ」と何か決意めいた明るい表情で返すのだった。

終わり。

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<感想・分析など>

礼の主体性と自立が見えてきた様だ。
ここに来て美言の神通力が通用しなくなってきたのは面白い。
やはり人は思い通りに行かないという事なのかもしれない。
ここからファミリー・ショーの崩壊の短所になっていったら、それはそれで面白い。


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