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「ファミリー・ショー」について(第57話~第58話・ネタバレあり)」

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<57話・ストーリー>

藤を率いる反社組織は、美言一家を追い詰めるべく新見と接触する。
丸岡に篭絡された新見に接触して、美言父が自身を丸岡に献上したという証言を集めて言質を取る。

その後美言母が在宅していると藤の一連の組織が美言の家に押し入るとともに、外に出ている美言父に接触する。

終わり。

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<58話・ストーリー>

新見の件で脅されて家に入れてしまう美言母。
一方、美言父も別の場所へ連れられて、新見の丸岡の件で300万円での示談を求められるとともに、すでに家に反社の連中が押し入っていることを知る。
力で脅しをかけていく分かり易い連中である。

美言はまだ現れないが外堀は徐々に埋められている。

終わり。

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<感想・分析など>

分かり易い反社の描写であり、やりくちが非常に単純かつ原始的である。
だが彼らの追い込みの描写を見ていると、恐ろしさというよりはなんだか時代遅れな感じに見えてしまう。
今日日これほど非スマートなやり方では、組織としても追々行き詰まるだろうなあ、と単純に可哀想な気持ちになるのだ。(事実、彼らは丸岡に飛ばれて債権を回収できなくなっているし。)
もっと地面師みたいなのやってくれよ。

こういう昔気質の暴力団を見ていると、「アウトレイジ」のたけし率いる大友組を彷彿とさせて、現代の情報化社会について来られな人びとなんだなあと若干の哀愁を感じてしまう。

現代社会の平時においては剣はペンより弱いのだ。


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