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<23話・ストーリー>
優樹に押されていじめた奴らを晒す動画に同意してしまった礼。
優樹と一緒に礼の家に行き、口車で父の使っていないスマホを貸してもらうことに。
その勢いで優樹は礼にいつやるかを囃し立てる。
そんな優樹に対して礼はやはりやめようと言うがそれでも強硬に実行しようとする優樹に対して、つい大げさに「ぼくはそんなの頼んでいない」とNOを突き付けて、ついでに優樹を押し倒してしまう。
それに良かった優樹は「絶交な」と言い立ち去ってしまう。
終わり。
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<24話・ストーリー>
優樹と喧嘩してしまった礼。
それ以降、クラスメートからのいじめが再発してしまった。
「止めて!」とは言うものの、クラスメート達からは「やめませ~ん」と残酷な言葉が。
ついに礼は家族に動画に出るのを辞めたいというが、理由を語りたがらない礼に父がぐちぐち言うなと一括してしまう。
美言は礼の言い淀みに気付いて礼のそばでいじめかと聞く。
そうだと分かると「そういう時はねぇ、で道化になるといいよ。自分が無くなるまで演じ切って全員騙せば礼の勝ち」と目を真っ黒にさせて言う美言。
その言葉に対して「良く分からない」と語る礼だった。
別場面。
優樹は家で礼のスマホを借りたままだと気づく。
そのスマホを見て、何か思いついたかのように邪悪な絵がを向けるのだった。
終わり。
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<感想・分析など>
礼は普段表情に出さず主張をしないが、本性としては常識的な倫理観を持ちながらも他人に対して自分を中々主張できない正に母の遺伝子を受け継いでいる。
それでもクラスメートからのいじめに対して「止めて」とは言えたが、これでやめてくれないのが現代社会の辛い所である。
結局世の理不尽に立ち向かうには美言の様になるしかないことが暗示されてしまう結果である。
一方最初聖人キャラだった優樹も徐々に邪悪な側面を見せ始めている。
母親のがああなので元々ああいう性質があったのかもしれない。
こういうのを見ていると氏より育ちというが、遺伝子は争えないものだと思わせるものがある。
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