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<21話・ストーリー>
登下校時にランドセルを持っていないことで嫌がらせに会う礼。
そこに親友の優樹君が来て助けてくれた。
優樹に感謝する礼。
その他学校で様々に礼を助ける優樹。
礼もそれが有難く、学校のことを家で話す様になった。
一方優樹も家でお母さんに礼のことを話していると、お母さんから「あの子と遊ぶのはもうやめなさい」と衝撃的な話をされる。
翌日礼を助けたいがために、礼に「お前を助けられるのは俺だけなんだから」とすこし傲慢ともいえるような言い回しをしてしまう。
終わり。
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<22話・ストーリー>
優樹はみんなから称賛されることに昔から快感を得てきた。
しかし今回、母から例と付き合うのはやめろと言われてしまったことで心に矛盾が生じる。
俺は間違っていない、俺は正しい…そう思う優樹。
礼のクラスに行って礼と話すが、礼は礼のことを慮って「あんまり…無理しないで大丈夫だよ、優樹君が優しくしてくれただけで僕は十分…」と言いかけると優樹は突然「なんでそんなこと言うんだよ」と豹変する。
「礼のためにやっているのに俺がいないと礼また孤立しちゃうよ?俺がいれば大丈夫だからまかせとけって」と若干威圧的になる。
それに対して礼は「うん…ありがとう…」と返すと、
「全然いいよ」と若干ガキ大将的な笑顔をする。
・この顔の描写が上手い。
そしてまた別日に今後は礼の家に遊びに行く優樹。
そこでも礼の母から「これからもよろしくね」と言われ、有頂天になる。
だが、その日の夜、優樹に対して母は厳しい表情で「放課後、どこ行ってたの?」と問い詰める。
「友達の家」とごまかす優樹。
だが礼とばかり仲良くすることに中々皆の賛同を得られなくなっていく。
優樹は礼と公園で「(俺を否定するってことは)礼のいじめに加担しているのと同じだ。」
「どうすればみんなわかってくれるんだろ…」とつぶやく優樹。
それに対して礼は「僕動画出るのやめる」と宣言する。
だがそれを聞いて優樹にひらめきが起きる。
「そうか、いじめてる奴ら全員晒しちゃえばいいんだ!礼の家のファミリーチャンネルで!」と言い放つのだった。
終わり。
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<感想・分析など>
ギロの文字が若干コマずれしているのでは?
優樹の弱者に手を差し伸べているはずが、いつの間にか見下している感の変遷が非常に表現力がある。
また優樹の母も優樹に対して優しい良いお母さんから徐々に険の出た分からず屋の母になっているのも面白い。
基本的にこの話は家族にまつわるトラブルを美言がファミリーチャンネルを通して解決していくというのがコンセプトである。
今回の礼のいじめの様な直接自分に関わらない、且つセンシティブなトラブルは解決が難しい。
果たして美言はどのように解決するのかが見物である。
と思っていたら、まさかの優樹からの晒すというパワーワードでの強制ソリューションが生み出された。
これまでのどのように解決する糸口の見つからないもんだから、一気にストロングスタイルへ置き換わったと言えよう。
中々次回が楽しみな作品である。
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