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前話までの感想はこちら↑↑↑↑↑↑↑
那波歩才が青年誌で連載を始めたようなので極東ネクロマンスの供養もかねてレビュー。
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<ストーリー>
親分を殺された子分の1人は、かつて市と対峙した剣客は市に斬られながらも九死に一生を得た。
代わりに声と身分を失った。
親分の元子分の2人は市の居場所を見つける為に当地の検校・飴宮泰全を訪れ賄賂を渡し、情報を得ようとする。
しかし検校は10両程度の小銭の賄賂ではまったく思い出せない。
金額はどんどんつり上がり、遂に1000両に行ったところで、ようやく検校は思い出した。
検校は市の居場所を教える代わりに、市が所持しているという短刀を手に入れて欲しいという依頼をする。
その短刀こそ八が市の元へ持ってきた後家の短刀だったのだ。
市と一緒にいる僧侶は市がその短刀を後家に届けることこそ、市に授けられた御仏の縁と説く。
僧侶は京に今日に行くという後家の後を追うために、市には東海道を行くよう助言をしたのだった。
ここで東海道の豆知識がナレーションで入る。
僧侶は途中までついてくるが用があるというので市とは別れる。
その際に2人を尾行する何者かに注意するように諭した。
市も備考の存在は気づいており、足跡の雑さから武士ではなく農民だと看破する。
2人が別れた後農民の足音が消えたことに不思議に思いつつも、別の気配が市の元へ現れた。
彼らからは血の匂いがしており、明らかに市を狙っている様だ。
市は彼ら2人とすれ違う時に、先程地面から救った砂を2人に投げた。
2人は編み笠をしていたので目つぶしは効かぬとばかりに、市に斬りかかる。
だが市が砂を投げつけたのには別の狙いがあった。
市は目が見えない分耳が優れているため、砂粒が場の一帯に落ちて弾む音を聞いて敵の市や動きを察知することができるのだ。
現代でいうエコロケーションである。
終わり。
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<感想・分析>
バトルシーンは中々面白くなってきた。
市の戦い方に、エコロケーションの様な現代的解釈を加えた所などは非常にユーモアな知性を感じた。
中々良い。
また市の目が見えない中での戦いの描写も良い。
白黒の線だけの世界で描かれているが、しっかり市の目の見えない世界観が表現されている。
何より塗りを誤魔化せて描き切るのに時間もかからない。
元々の原作がついているのも大きいのかもしれない。
原作があれば、那波は演出家に徹することができるからだ。
まだ評価を固める時期ではないが、1・2話のビハインドを十分取り戻せる面白さになっている。
ともすれば極東ネクロマンスの逆襲の可能性もありえそうだ。
次回に期待したい。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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