前話までの感想はこちら↑↑↑↑↑↑↑
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<ストーリー37話>
何やら怪しい家にうっかり入り込んでしまっ4人。
扉絵からもB級ホラーが漂ってくる。
家人に食事を作ってもらうがその家人が怪しいことこの上ない。
だが家人は様々な豪華な飲み物や量を出してくれる。
喜ぶ4人だが、家人が毎回料理を持ってくるときに、「みんな好きだったわよね…?」という意味深な言葉を付け加えてくる。
・この辺はNUMBER8が叙述を上手く使っていそう。
中でも真中は何故か家人のおばさんから贔屓される。
更には真中が風呂に入っている時に背中まで流してくれる始末。
終わり。
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<ストーリー38話>
真中が風呂に入っている時に、成澤がうっかり窓のカーテンを開けるとそこは木と釘で窓が覆われていた。
更に玄関も内側からは出られない様になっていた。
家人のおばさんを猟奇殺人と疑う3人だが、もしかしたら強盗を防ぐためにただ単にゴリゴリ警戒しているだけかもしれない。
家に怪しい点がないかどうか調べる3人。
暴漢と堂々と対峙していた朝比奈もこの家では何故かびくびくしている。
・キャラ崩壊である。
おばさんが危ない人間の可能性があるので、朝比奈はびくびくせずにすぐに制圧に入るモードに入るはず。
結局はこの辺の設定の作り込みが甘いからこそ、毎回キャラクターのブレが発生するのだ。
性格などがふらふらずれていくのだ。
家を探ると2階の部屋があった。
そこを開けると、何とそこには真中そっくりの子供の写真が部屋中に貼られていた。
終わり。
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<ストーリー39話>
家人のおばさんが怪しすぎるが、外は大雨のため仕方なくその日家に泊めてもらう4人。
4人には寝巻が渡される。
だがその寝間着は真中に似た少年の顔がたくさんプリントされたオリジナル寝間着だった。
白根と朝比奈、成澤、真中で部屋割りがなされ、それぞれ床に就く。
真中が部屋を脱出しようとすると、扉には開かない。
閉じ込められていた。
しょうがないので眠りに就く真中。
眠りに入って数刻、ふと目を覚ますと隣には何故か家人が。
恐怖である。
終わり。
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<ストーリー40話>
家人には慎太郎という真中似の子供がいた。
だがシンタロウは家を出て行ってしまった。
10年前に。
そのシンタロウに似た真中が家に来たので運命だと思った家人。
その話を聞いた3人だが、家人に3人が聞き耳を立てていたのがバレてしまう。
家人を油断させるためにいっそのこと真中を家に置いていくことで真中と話し、真中も承諾する。
真中は出ていかない様に首にハサミを突き付けられる。
状況がかなりヤバいと思った所で、本当のシンタロウが登場。
4人は何とか解放されたのだった。
終わり。
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<ストーリー41話>
富山に向かう4人だが、流石に東京からはかなり遠く皆の疲れが目立ち始めた。
服も汗臭くなっている。
そんな時止まっているトラックが服を積んでいることに気づいた4人。
荷台もまだ開いていないので、この機会に服を交換することに。
ブランド物が入っていたので成澤の目に光が宿る。
当然のように新しい服に変えて再度出発する4人。
・異常事態が続いているのだが、ここは書置きをしたという描写を載せるべきである。
朝比奈や真中の倫理観では、何も言わずに服を頂戴するのはどうも有り得ない。
そんなこんなで道を歩いているといきなり何人かの人々に囲まれる。
彼ら曰く、4人をバール3兄弟と賢者の美少女と呼び崇め奉っていた。
4人が起こしたこれまでの事件に尾ひれがついてそう呼ばれるようになっていた様だ。
4人は悪人退治を頼まれる。
終わり。
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<感想・考察>
結局この作者人がやりたいことは群像劇ではなく、回毎に様々なジャンルを扱ったオムニバス形式だと思われる。
ホラーあり、涙あり、バトルあり、恋愛蟻の何でもものだ。
恐らくそうした方が幅広い読者から支持を得られると思ったのだろう。
非常に残念ながら最初の1~2話の様子とはだいぶ異なる。
期待感を返して欲しい。
結局はサンデーという同人誌で連載を確保するためだけのどっちつかずの中途半端な作品に成り下がってしまった。
これまでの何回か書いたが、この漫画の特徴と言えば、良いアイデアからゴミみたいな展開というか尻すぼみ展開である。
期待させておいてオチがカス。
漫画家として決定的な力不足を見出させる作品である。
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