https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3ZI3IC+76E5BM+348+601S2
https://www.oninkun.com/back-issues-of-frieren-beyond-journeys-end/
ロリポップ!
↑↑↑↑↑↑↑
葬送のフリーレンが連載再開という事なので感想を書く。
------------------------------
<ストーリー>
マハトがデンケンに魔法を教えることに。
デンケンが遠くにある巨大な岩を魔法で破壊しようとするが、マハトがあの距離の岩を壊すのは魔族でも難しいと言い、休憩を促す。
しかしその瞬間デンケンが放った魔法が岩を突き破る。
・そもそも遠距離にある岩の破壊のエピーソードってフェルンの時も同じだったのでは…?
魔法使いの実力のほどが分かるのはこれが定番なのだろうか?
マハトがデンケンは自分を信用していないという事を直接言われた話をする。
するとグリュックはたとえ復讐心だとしても人には生きる目標が話す。
グリュックはマハトに「デンケンの師匠であり、倒すべき敵であり続けてくれ」という命令を出す。
ついでにマハトがグリュックに「お嬢様はデンケン様を好いておられるのですか?」と聞く。
「そんなわけがないだろ。やはり君は人の考えが分かっていないな。」と軽く躱される。
時が経ち、デンケンも成長して軍属の魔法使いとして一人前になってきた。
そしてなんとグリュックの娘と婚約してグリュックの義理の息子となったのだ。
マハトが「あのとき私が行ったことは間違っていませんでしたね」といつも通りの笑顔で若干の勝利宣言をする。
そんなとき北部高原で謎の魔族の襲撃により巨大な城塞都市が壊滅して住民が皆殺しになったとの報が入った。
そういった芸当ができるのは大魔族しかいない、七封賢のマハトの様な…。
貴族は民衆を味方につけて、マハトに支配の石環を着けさせようとしていたのだ。
「さあ、どうするマハト?」とグリュックは問いかける。
マハトは微笑みながら「グリュック様。地獄の底まで付き合ってくれるのですよね?」
グリュック「ああ。」
マハト「これもまた一興」
こうしてマハトは支配の石環を身に付けるのだった。
・こういったやり取りから察するに2人の間にはある種の信頼関係が出来ていたように感じる。
特にマハトがグリュックが必ず付き合ってくれるということを確信して自らの身を任せる姿こそ、美しい信頼関係を思わせる。
時が流れ、デンケンと結婚したグリュックの娘が病に伏せ、やがて没する。
ショックを受けたデンケンは首都に住まいを移すのだった。
そこからさらに何年か経ち、娘の墓参りをするグリュックも老いが目立ってきた。
それをかいがいしく支えるマハト。
馬車ではなく歩きながら話をする2人。
マハトはグリュックに向かって「あなたと出会い過ごした時間は私にとってかけがえのないものだと考えています」と言う。
グリュックは「私もだよ。君はとてもいい悪友だ。」と返す。
マハト「だから、そのすべてをぶち壊そうと考えました。」
「それで何かが、”悪意”という概念が、”罪悪感”が、わかるような気がするのです。」
それを聞いたグリュックは「そうか」と静かにうなずく。
「楽しかったよ、マハト。」とグリュックが言い残すと、「ええ、私もです」と答えるマハト。
街は黄金に飲み込まれたのだった。
終わり。
------------------------------
<感想・分析など>
2人が信頼していく過程と、それをお互いが本当に大事に思っている様子が、絵を通じて伝わってくる。
だが、だからこそ、マハトはこの関係をぶち壊すのだ、自らが知りたかったことの為に。
なんというか、マハトの純粋さを受け入れるグリュックにある意味父性を感じさえする。
悲しい様な切ない様な非常に難しい感情を喚起させる。
この辺りは中々名作と評価されるにふさわしい出来ではないだろうか?
これ以降のマハトの信条が非常に楽しみである。
次回が気になってくる。
フリーレンの原作者の山田鐘人先生の作品を読むなら電子書籍でチェック。
無料の試し読みはこちら。
購入すれば全部読める!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
紙版新品を購入したい方はこちら↓↓↓



コメント