やらかしによりブログ記事の3/5が消えて絶望に陥った話と復活して安心した話

先日、検索プラグイン（ブログのアプリの様なもの）を使って記事内の不必要な言葉を削除しようとした所、色々見間違えて不必要な言葉だけではなく、記事そのものを消してしまうという大ポカをやらかしてしまった。

今回はそのことを書いていく。

始めは気づかなかったが、上記の作業を実行した後からどうも自分がこれまで書いた記事を検索しても出てこない状況となった。
これはもしかして…と思い確認してみた所、全体の分量の約3/5が消し飛んでしまっていた。

そのあまりのショックに往年の小説家が如く、小1時間部屋の中を彷徨い歩き慌てふためいた後、一度飯を食って冷静さを取り戻すことに。

冷静に考えた結果、レンタルサーバーと契約しているのでバックアップがあるはずという結論に至り、バックアップからの復元を試みることにした。

ただこのバックアップ復旧が非常にめんどくさい。
まずサーバーのHPを見るのだが、電話で連絡するのは最後にしてくれと言わんばかりにQ＆Aを読まされて全く答えに辿り着かない。
しかもいきなりバックアップデータの復旧の仕方を確認できるようにはできておらず、やれ電源の付け忘れではないですか？やれインターネットにつながっていますか？など、もうこれをなぞるのが嫌になる位のたらいまわしをされて、ようやくバックアップデータの復旧方法までたどり着いた。
ここまで、2時間。
最悪である。

しかもようやっと見つけたバックアップだが、何故か2種類ある。
とりあえず2種類とも1日前のバックアップを復旧させればよいかと思い両方復旧を試みたのだが、ここで最後にして最大の関門が現れた。

復旧したバックアップデータはサイトの中に移し替える為に、ダウンロードする必要性があるのだが、ダウンロードの容量が大きすぎてそもそもダウンロードができないという、データ容量の大きさ制限あるあるに引っかかってしまった。
このダウンロードが上手くいかず、サイトの移し替え及びHPの復旧はいよいよ手詰まりとなってしまったのだ。


色々手を尽くしたのだがこの大容量ダウンロードがどうにも上手くいかなず（このダウンロード関係で更に上記の2時間にプラスして更に1時間。）、遂に八方ふさがりのため、サポートセンターに連絡という最終手段となったのだった。

サポートセンターに連絡をして1時間ほど待たされたが、電話は全くつながらず代替連絡手段としてメールが繋がったので事情を説明して助けを仰ぐと、サポート側から「小分けにダウンロードしろ」という、サポートになっていないサポートをありがたく拝受した。

本当にこんなしょうもない聞くために「2+1+1」の合計4時間使ったわけではないので、
「全部を小分けにしてダウンロードをするといつになるか分からない。今般の事象には非常に困惑していて、とりあえず文字だけでも復旧したいから、ダウンロードファイルの中の文字の部分のファイル名などを教えてくれ」
と懸命な助力を必死に請うた。

するとようやく事情と切羽詰まった状況を理解してくれたのか、それまで淡泊だったサポートが急に熱心に色々とやり方を教えてくれた。

その内容が非常に有益かつ簡便で、おかげさまでサポート依頼を出してからものの15分で復旧が完了したのだった。
自分で検索していた4時間は一体何だったのかと思いつつ、一応の復旧に安堵したのだった。


サポートセンターは対応に時間がかかるイメージだが、ちゃんと問題点をつまびらかにして聞けば意外にすぐに答えが返ってくるのは非常にありがたかった。
打てば響くのだ。
特に大手はやはり強い。
只つながるまでが長い。
特に電話だと絶望的なので、同期性を犠牲にしてでもメールでのやり取りにしたほうが良い。

これまで扱っていた利用していたサーバーは運営やサポートを含めて本当に只の金食い虫だと思っていたが、今回の騒動と復旧で初めてサポートの意味を感じることができた。

だが、今回の件を受けてやはりサポートがより充実しているサーバーサービスがあるのではないかと思い、ほかのサーバーを検討するのであった。

終わり。