https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3ZI3IC+76E5BM+348+601S2
https://www.oninkun.com/back-issues-of-akane-banashi
ロリポップ!
↑↑↑↑↑↑↑
------------------------------
<164話・ストーリー>
瑞雲大賞が始まった。
満身創痍で現れたあかねは、幸いくじ引きにより最後の出番となった。
一番手は阿良川ぜんまい。
あかねの先輩であるが本人は勝ち目無しだ思い、とお祭り気分で来ていた。
だが当日現れたあかねの姿を見て翻意。
優勝を目指すため本気を出してきた。
審査点数は、91,90、75点。
75点を出したのは椿家正明である。
・談志タイプやん、こいつ。
空気読まずに自分で大会を支配したい感じが透けて見える。
これやったら、結局は正明の気に入られる噺しかできなくなるならまだ良い。
これに影響を受けて他の2人も自分の好みのみを勘定に入れて自由に採点し出すとどうなるのだろうか?
大衆から8~9割の支持を得る良作が排斥され、結局誰から見ても凡な50点の作品しか優勝の俎上に上がらなくなるのだが。
採点の秩序の崩れである。
上記のようなことをやるとどうなるかを普通は予測して紳士協定として点数の制限をつけるはずなのだが…正明は所詮青二才の真打、何も分かっていない訳だ。
キモイ、キモイよ、正明。
ナレーションでは正明を制する者がこの大会を制すると出てくる。
・他の審査員がブチ切れて自由に採点をし出すという事を考えないのが、やはり漫画である。
阿良川ひかるの出番が迫る。
終わり。
------------------------------
<165話・ストーリー>
2番手は、喧風亭さ流。
点数は、90,90,74点である。
次はいよいよ阿良川ひかる。
題目は「番町皿屋敷」である。
なお、ひかるの師匠・おかまは言ひかるのことを「自らの表現を追求するよりも、他社との結果や優劣にこだわる」、「勝負に生きているというのは、表現者の中では稀有な資質である」と評価するのだった。
そのためひかるはそれを存分に使う。
・ちなみに番町皿屋敷は怪談噺である。
笑いを出さないあかねに対抗する様だ。
終わり。
------------------------------
<166話・ストーリー>
ひかるの話は続く。
恐怖の描写という緊張から緩和を作り出すことで笑いを起こす。
ひかるの情念に満ちた噺は続く。
・正直あかねの前フリにしか見えない所が痛い。
終わり。
------------------------------
<167話・ストーリー>
回想でおかま師匠から良いアドバイスをもらうひかる。
「友達の話をする時、つい友達の口調を真似して喋っちゃうコトあるでしょ…あれの極致が落語だと思っている。演じるんじゃない、君が話すんだ」。
ひかるならではのアイドル的番町皿屋敷でオチを作る。
終わり。
------------------------------
<168話・ストーリー>
光の点数は、96、94、86。
正明は「86」点を出した。
だがひかるはすでに高座で自分を出し切ったので、あとはあかねの実力を見せてもらおう!モードに入っていた。
そして次は三明亭からしの出番である。
終わり。
------------------------------
<感想・分析>
正明の未熟さと、ひかるの師匠の良いお言葉が聞けた数回であった。
「演じるんじゃない、話すんだ」みたいな。
ブルースリーフォロワーですね。
ここからからしの落語が出てきてさらに盛り上がると考えると、作者の演出の巧妙が見られるので面白い所だ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
漫画を読むなら電子書籍でチェック。
無料の試し読みはこちら。
紙版新品を購入したい方はこちら↓↓↓

コメント