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<9話・ストーリー>
犯人は同じクラスのクラスメートだった。
脇森太郎。
だが太郎は堂々として父親に義父として挨拶をする。
太郎の態度を見て美言は自分に対して嫌悪してここに来たのではなく、まだ太郎が美言に好意を持っていることに気づく。
ここで美言の魔性に火が付く。
「たろたろさん、すぐにわかったよ。だって誰よりも応援してくれたんだもん。」
「…たろたろさんが応援してくれないと私…どう頑張ればいいかわかんないよ」
それを聞いたたろたろが、自らの財布を差し出して一言。
「俺がみぃちゃんを救ける。応援するから泣かないで」
美言は笑顔で
「ありがと、たろたろさん」
と声を掛けるのだった。
終わり。
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<10話・ストーリー>
ストーカーをとっ捕まえ且つ美言の味方に引き付けた動画はバズった。
動画を自分の手柄として悦に浸る父親。
一方、たろたろと仲直り(という体)で、カフェで一緒にお茶をする美言。
父親の編集状況を話し、それとなくPCをたろたろにおねだりする美言。
美言は危険を感じながら、上手く操縦しきろうとする。
飯時も動画の話をする家族に嫌気がさし始めている美言の母。
動画の収益はいまだ微々たるもので、結局支えているのは美言の母だったのだ。
母のパート先でも動画のことを言われて、母は若干自暴自棄になってきていた。
終わり。
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<感想・分析など>
あの動画が出ても微妙に生活が変わらないのが面白い。
収益化とはかくも時間がかかるという事を教えてくれる。
それにしても美言の沼らせる能力が爆発している。
というか作者の才能が爆発している。
描写力が秀逸すぎる。
ただいつの間にか頂き女子に成り下がっているが今後を考えると怖い。
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