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<93話・ストーリー>
カメラを以て祖母の元へいきなり押し掛ける美言と美言父。
美言父は「ここに住むなら動画への参加は必須だ。ウチのルールに従ってもらう」
だが祖母はうろたえるどころかカメラの前で
「何も知らないし興味もないから反応のしようがないだけだよ」
「もっと驚いて恥ずかしそうに振舞うか…それとも怒鳴られるのがお好みかい?」
さらに美言父に向って、
「信之、あんた今日仕事は?こんなことしてる場合じゃないだろう。昔からそうだ。何もかも途中半端に投げ出して…」
「あんたら望むもんは撮れないよ。わかったらちゃんと外へ働きに出な」
これを聞いた美言は家での撮影を諦めて撮影スタジオを使う事を考える。
だが美言父は諦めずしつこく祖母にカメラを向け日々を続ける。
だがそんなことをしても暖簾に腕押しなので徐々に美言父のいら立ちは募っていくのだった。
美言父の声には一切耳を傾けない祖母が気に欠けているのは美言弟の礼だった。
来年中学生になる礼にフリースクールのパンフレットを渡して
「ここならある程度自由に通える。半端なまま公立に通うより、あんたに合ってるんじゃないか?」
そしてこれを強要する訳でもなくこう言う。
「別に通えって言ってんじゃない。ただこう言う選択肢もあんたにはあるんだよって言ってるだけだ」
と伝えるのだった。
終わり。
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<94話・ストーリー>
祖母が家に居座るので普通の動画を作ることが出来ず、美言の生配信がチャンネルの中心になる。
新しい動画が出せない中でいらだっていた父親は美言にチャンネルについての家族会議を提案するが、美言は現在の配信スタイルでも十分な収入は確保できているので企画動画に力を入れる必要はないと言う。
更に美言は今後北大路とのアパレルで、また礼は中学入学で忙しくなるので、そろそろフェーズが変わったのだと言い、父親の提案を一蹴する。
それでも父親が食い下がるので、美言は「…あのさお父さんは何をどうしたいわけ?まずは自分の中で結論を出してくれる?」と言って父親の話を断ち切るのだった。
言われたことにぐうの音も出ない父親は自らノートに企画や今後についてを考えようとするものの、何もアイデアが出てこない。
そこで買い物から帰って来た母親と二言三言話をする。
そして「なぁ」「俺達離婚しないか?」と提案をするのだった。
終わり。
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<感想・分析など>
祖母の言う中途半端なまま続けるよりは何かあったものをという考え方や慈しみは良く分かるのだが、フリースクールに通ったとしてそれが半端ではないことになるのだろうか?
フリースクールは学校ではないので、結局籍は公立の中学校のままだ。
祖母の考え方に従えば、フリースクールの方がむしろ中途半端なのではないか?
作者はフリースクールの取材をしているのかどうか微妙な所だと感じさせる話だった。
父親の腐り具合を見せるという意味では良い展開になってきたようにも感じる。
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