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<5話・ストーリー>
美言の想定通りの作り方をした「初動画」は見事に拡散されて、一気に登録者数が3000人に増えた。
更に生配信中している最中に「不謹慎だ」とコメントが来ると、
「この配信も公開している動画もつつましくお出ししているワケねェだろ。ハナから不謹慎なつもりで出してんだよ。『不謹慎だ!』じゃねえよタコ。」
「貧乏人らしく慎ましく生きていても別に助けてくれるワケじゃないくせにこんな時だけしゃしゃり出てくんな」と言い放つ。
美言の発信スタイルが良い方向に流れていく。
欲しいものリストを見せたら家にお米が送られてきたことで倫理的にどうかと母は思うが、動画を流したことで経済的利益が図られたことを指摘して動画を断固として続けようという話に持っていく美言であった。
別場面、父親が現代社会を騙る動画を出すが、美言はその動画を一蹴して、「アンタのチャンネルじゃなくて家族のチャンネルだから余計なことをしないで」と釘をさす。
だがその言葉を聞いて父親は「立ち上げだのは俺だ。父親の俺が立ち上げたチャンネルだ…!!」と嫉妬心を元に良からぬ言葉を発するのだった。
チャンネルも1.6万人に増えて好調な頃、あるコメントが美言の目に留まった。
それはライバー時代からの古参ののファンからで、「みぃちゃんに対して何のために毎回ギフトを送ってきたの?許せない」という不穏なコメントだった。
終わり。
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<6話・ストーリー>
とりあえず粘着がうるさいのでブロックする。
その後チャンネルが収益化されたことで父親がアピールをするがあまり気乗りしない美言。
家族に一応粘着のことを話しておく。
その後荷物を取りに学校へ久々に行く美言。
そこで先生から「大事なことだからちゃんと考え様な」と一言言われる。
また荷物を取りに来ていたら、かつての友達とも会う。
ファミリーチャンネルで自分達のことを言われないかを確認しに来る姿に美言は、「ウチでネタにしてやるにはテメーらは上品すぎるからな」と言い放つのだった。
学校の帰り、美言は再度粘着からのメッセージが届くが、そのメールは美言の家の写真が映っていた。
終わり。
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<感想・分析など>
動画が成功したことで美言にも変化が現れていく。
母を説得させる美言の表情が全く魔性の女の風味を醸し出していた。
これ、粘着の正体は父親か先生の可能性もあるな。
そういうミスリードをしてくる作風の気もする。
もしそうだったらなかなかやりおるマンである。
層でなくとも普通に面白いが。
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