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「ファミリー・ショー」について(第53話~第54話・ネタバレあり)」

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<53話・ストーリー>

美言と男が別れたのを見たタロタロは男の後を尾行する。
男の事務所が割れたたところで、タロタロの背後から男の社長が声を掛ける。
「ウチに何か用か?」
「事務所の前でコソコソと…どこのガキだ、てめえ」と脅される。
それに対してタロタロは「…ト、トイレを貸して欲しい、一般のガキです…」というバレバレの嘘で逃げおおせようとする。
当然そんな嘘が通用するはずもなく凄まれるが、あまりの怖さに漏らしてしまったタロタロを見てトイレを貸して欲しい一般のガキという言葉に信憑性が出来て何とか解放される。

数日後、タロタロから会いたいというラインが入る美言。
ファミレスでタロタロと会った美言が「太郎君に会う時間はないってこと」と突き放すと、タロタロは「禄でもない男に会う時間はあるのに?」とビクッとする言葉を掛けてくる。
続いてタロタロは「あ…あの男…多分…ヤクザかも…お…俺見たもん…」と忠告をするのであった。

別場面。
京都で丸岡は女を呼ぶためにホテルにいた。
女が来たと思ってドアを開けるとそこにいたのは藤と渡辺であり、いきなり顔面に一発貰ってしまう。

終わり。

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<54話・ストーリー>

美言との飯で京都のお土産を渡す藤。
藤がアイスブレイクをするが、太郎の話が頭によぎり会話が上の空の美言。
疑惑を払拭すべく、美言は「…藤さんて何の仕事しているの…?」と一気に詰めに掛かる。
藤は少し逡巡して「…探偵」と答えるが、長年のピエロ経験と人間観察力ですぐに嘘と見抜いた美言は、「あたしのこと褒めてくれたのも嘘?」と畳みかける。
その問いに対して「あれは本当」と藤が答えると、美言は座敷の対面から藤の隣に座り直して、「あれが嘘じゃないなら他はいいや。やってきたこと分かってくれたのが嬉しかったから」と顔を赤らめて返答する。

別場面。
タロタロがあったヤクザの親玉に拷問を受ける丸岡。
500万の金額を請求されるが払えない丸岡は引き続き拷問を受ける。
親分の子分は丸岡から回収しきれない分を丸岡を晒した配信者から回収する案をヤクザの親分に提案するのだった。

終わり。

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<感想・分析など>

タロタロの純粋な恋慕から来る忠告は結果的に美言の身を助けることになるのだろう。
あとタロタロ行動力はあるものの、言い訳がバレバレすぎるのも面白い。
確かにこのような行動力と無計画な臨機応変さチーズ特有かもしれない。

美言の人間観察力に一目置く一方、隣に座ってすぐさま顔を赤らめて女を出すのは美言らしくないという印象である。
漫画の一巻の表紙の邪悪な容貌こそが美言と言えるので、容易に篭絡されないでカウンターを返せるように罠を張って欲しい所だ。

別場面で若干落胆したのは丸岡の拷問シーンだ。
この漫画はyoutuberを通した社会の裏側や人間関係みたいなのをやりたいのだろうから、こんなあからさまな非リアル拷問をやられるとちょっと冷める。
何故なら、これ丸岡が普通に警察に飛び込んだらこのメンツはもうお縄モノだからだ。
現代社会は反社会勢力・暴力団に非常に厳しい。
特に彼らが民間人に暴行を働いたとなれば警察はよだれを垂らして彼らを拘束できるしシステムになっている。
現実世界では今回の様な輩がリスクヘッジをしていない訳がないので、直接丸岡の対処をしているというのがまず非リアルである。
この辺の非リアルさはなるべく消していって欲しい所だ。



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