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https://www.oninkun.com/back-issues-of-frieren-beyond-journeys-end/
ロリポップ!
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葬送のフリーレンが連載再開という事なので感想を書く。
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<ストーリー>
マハトは本の気まぐれでその日貴族の馬車を襲った。
貴族の部下を皆殺しにしたマハトはその貴族と少し話すことにした。
マハトは貴族の部下が人殺しの技能を身に付けていると看破した。
人殺しに特化している人間は魔族を殺すことができない、なぜなら魔族は人と姿かたちは似ていても身体強度と反応速度がまるで違うからだ。
対人を想定した戦いでは魔族を殺すことはできない。
概ねそのような講釈を垂れるマハト。
死ぬ前に一服をせがみこれまでの行いに対して罪悪感を述べる貴族に対してマハトは、その貴族に現在の自身の興味について相談をすることにする。
すなわち罪悪感や悪意という概念について。
その話を聞いて貴族は、恐らく魔族には罪悪感や悪意、更には正義感という概念自体が存在しないのではと仮説を立てる。
そして自らが納める地域・ヴァイゼの話をする。
ヴァイゼは帝都での清掃に敗れた貴族が最後に行きつく場所で、悪意に満ちた腐りきった場所である。
その貴族はヴァイゼの領主だがお飾り領主で、ヴァイゼの実権は政争に敗れた貴族が相争っていた。
そこで自らの子息を殺された領主は、「復讐」と息子の考えていた「人があるべき世界」を目指していた。
そこでヴァイゼの領主であるこの貴族はマハトに交渉を持ち掛ける。
これまで様々な悪意に触れた自身なら、マハトの知らない感情を教えることができる。
交換条件として実権を握っている貴族達の始末をして欲しいとのこと。
貴族たちは多くの「人殺しの技能」を持つ護衛達に守られていて自分達では中々始末できない。
代わりに「人殺しの技能」が効かない魔族に頼みたいとのことであった。
その話を受けて条件に乗るマハト。
次々にヴァイゼ領主・グリュックの敵対貴族を葬っていく。
その甲斐あってヴァイゼの街にようやく光が向いてきた。
その状態を見てグリュックはマハトに今後表の仕事も任せると言う。
それに対して「そうか」と答えるマハトに向かって、グリュックは「マハト。私はここの領主だ」と窘める。
それを聞いたマハトは「仰せのままに」と言葉だけ経緯を尽くすのであった。
終わり。
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<感想・分析など>
通常の漫画では描かれる交渉成立や他貴族の篭絡などの描写をあえて省くことで切れのある展開になっている。
省略の美学が際立っている。
ジャンプではなく本誌の様な同人誌だからこそ、こういう知略巡るキッズには難しい話が許されるのだ。
正にサンデーの面目躍如である。
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