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「おひとり様には慣れましたので。 婚約者放置中!」について(第4話・ネタバレあり)」

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<4話・ストーリー>

婚約解消、そして白い結婚と聞いて狼狽えるケイオス。
更にキャロラインと同僚の見立てでは、ニコルからは嫉妬というよりもむしろケイオスのことを「どうでもいい」と思ってそうな感じがするとの指摘が入る。

状況を打開するため、ケイオスはとりあえず翌日の放課後にデートに誘うことに。
微妙にいきたくない感じを出すニコルだが、ケイオスからの誘いにNGを出すのは勿論出来ないのでOKを出す。
だが心中では、キャロライン様に関する話題を考えなくてはと頭を抱えるニコル。
・ニコルに最早未練は無くなっていたのだった。

当日、ケイオスとニコルが一緒にお茶に行く。
同輩にアドバイスされた女性に人気の喫茶店に行くが、そこの店員がニコルを見ると、「ニコルちゃん!いらっしゃい!」と常連のような扱いをしてくるのを見て愕然とするケイオス。

一応ニコルに「今まで来たことあるのか?」と「一人で来たのか」というしつもんをすると、「一人でしたけど、それが何か?」と返ってくる。

お茶をしている時にケイオスから「今度から一人で街へ出るのは禁止だ。行きたいならまず俺へ言え」と始まる。
するとニコルは「ええ…?ケイオス様はお忙しいでしょうし…」と言うと、
「婚約者に付き合う時間位ある!」とこれまで袖にしていたのが嘘のように時間の融通が利くことをアピールし始める。

この辺でケイオスはニコルに
「はっきり言っておくが、俺はキャロライン様の輿入れについていく気はない!キャロライン様はイリーガル家に輿入れ、俺はこの国で公爵家を継ぐ」
「俺はそこまでキャロライン様と一緒にいたいわけではない!今まで近くにいたのは幼馴染で友人だからであってそれ以外に特別な感情などない!」と言い切る。

だがニコルは「でもケイオス様はいつもキャロライン様のことを考えているじゃありませんか」と言って、これまでのケイオスの所業を並び立てる。
正論を言われて狼狽えてしまうケイオス。

ニコルの気持ちが自分から明確に離れていってしまっているのが実感できたケイオスは途方に暮れてしまうのだった。

終わり。

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<感想・分析など>

気を向けなかった女の復讐劇な印象である。
私がこんな惨めな状態だと周りから見られるのも、ここまであなたを嫌になるのも、自分が一人で行動するのも、全てあなた(男)のせい、全部全部あなた(男)とぶちまけたい気持ちであり、実際に男のせいである
……というような描写のされ方をしている。

これを見て「あるある」と気を同一にするのは同じ穴の狢であることをよく考えるべき。
コミュニケーションとは両者の情報の交換により成り立つものである。
本来ならばケイオスの態度が気に入らなければ、ことここまでくるまでにしっかりとケイオスに主張不満を言うべきである。
それをここまで貯め込んで、「あとはもう知らない!」となるのはやはりどうも幼稚である。
若干の期待外れな印象を受ける。


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